こんにちは、成田です(^^)/
遅くなりましたが、みなさま今年もよろしくお願いいたします。
1月23日、群馬県の草津白根山が噴火したとの報道がありました。
亡くなられた方のご冥福と負傷された方々の一日も早い回復を願っております。
今回の噴火は、マグマからの熱で地下水が沸騰し、水蒸気が爆発的に発生する
「水蒸気爆発」の可能性が高いとされていて、今まで蓄積した岩石や古い火山灰
などが飛び出した噴石や火山灰により大きな被害になったとみられています。
私たちに身近な、岩木山や八甲田山も噴火を繰り返してきた活火山であることを
ご存知でしょうか?
気象庁が24時間体制で監視している「常時観察火山」のひとつなんだそうです(*_*)
草津白根山は、岩木山や八甲田山と同じ「活火山であることに留意」とするレベル1。
気象庁も「ノーマーク」に近かったそうで、これを見ると私たちに身近な岩木山や
八甲田山にもいつ何があるかわからないといえますね。
噴火によるニュースが報道されるとお客さまから、
もし噴火で被害に遭った場合、自動車保険や火災保で補償されるのでしょうか?
という質問をよくいただきます。
当社あいおいニッセイ同和の場合を見てみましょう。
■自動車保険■
自動車保険では、対人・対物、人身傷害、車両、すべての補償項目において
地震や噴火等は対象外になります。
ただし、車両保険に関しては、地震・噴火・津波「車両全損時定額払」特約を
付帯することで全損の場合に一時金をお支払いします。
■火災保険■
火災保険も噴火の場合は対象外です。建物が噴火で被害を受けた場合も、
家財(家具やテレビ等)が被害を受けた場合も補償されません。
ですが、地震火災費用が対象となる場合があります。↓
噴火による損害に備えるためには、地震保険の加入が必要になります。
地震保険では噴火による損害では下記のような場合に補償されます。
・噴火による溶岩流、火山灰や爆風、噴石により建物・家財が損壊・焼失した
・噴火による火砕流・土石流・なだれ・火山泥流などで建物・家財が焼失・損壊した
・噴火による津波で被害を受け、建物・家財が流失した
・噴火による地すべり、山崩れ、あるいは土砂災害や洪水で建物・家財が埋没した
損害の程度に応じて地震保険の金額(火災保険の30~50%)の一定の割合をお支払
いします。
※主要構造部に該当しない部分のみの損害(門や塀のみの損害等)は対象外です。
地震保険では最大でも火災保険の50%までしか保険金額を設定できませんので
失った住宅を再築すすることは難しいかもしれません。
ですが、地震保険の保険金は生活再建の助けとして、大いに役に立つお金と
なるはずです。
生命保険や医療保険は、噴火による被害については免責事項ではないので、
対象としています。(一部例外もありますので、お問い合わせください。)
噴火に備えるためには、地震保険の加入とともに、ハザードマップなどで
万が一の被害を想定しておくことが大切ですね!
ご加入中の補償内容・範囲が適切かどうかを確認してみましょう。
ご自身で判断せず、当社や担当代理店にお問い合わせくださいね(^^)/
当社でも、ハザードマップを用いてのリスク管理を推進しております。
お客様の住所からお住まいの地域のハザードマップを作成し、備えの重要性と
正しいリスク認識をお伝えしています。
お気軽にお声がけくださいね(^▽^)/🌸🌸
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